内容の濃い2日間・10月10日のこと [フツーに写真付き日記]
連休初日の10/10、天王洲銀河劇場で、井上ひさしさんの新作『組曲虐殺』を見てきました。
この日、お昼少し前にりんかい線の天王洲アイル駅から地上に上がってくると、パラパラと雨。
こんなはずじゃなかったのにぃ‥‥
鎌倉組は大丈夫かしら‥‥
などと思っていたら、雨は止んできました。
外のベンチに腰掛けて、持ってきたおにぎりを頬ばり、曇り空の天王洲運河の景色を
少しだけパチパチして劇場へ。
今回の芝居は、29歳4ヶ月の若さで、警察組織の拷問によって殺された
『蟹工船』の作者・小林多喜二の評伝劇。
多喜二を演じるのは、ミュージカルの世界では「プリンス」と呼ばれている井上芳雄くん。
そして、脇を固める女優陣は、高畑淳子さん、石原さとみちゃんといった、
テレビでも売れっ子のおふたりと、ブルテの好きな舞台女優の神野三鈴さん。
音楽は、神野さんの旦那さまで世界的なジャズピアニストの小曽根真さん…
と、とてもぜいたくな舞台でした。
『組曲虐殺』という、おどろおどろしいタイトルではありますが、
戦うこと、殺しあうことの無意味さ
この国を「あてになる国」にするのは、官僚でも警察でもなく、自分たち一人ひとりなんだ
といった大事なことをユーモアのオブラートに包んで、わかりやすく伝えてくれる内容。
相変わらず、筆の遅い井上さんで、台本が完成したのは初日(10/3)の3日前だったそうですが
内容は、決して客席を裏切らない、いろんな意味で重厚な舞台でした。
しいて難を言うなら、石原さとみの歌唱力か‥‥
終演後(4時ごろ)、外へ出てみると、なんと柔らかな日ざしが。
天王洲アイルが初めてのブルテの目には、新鮮に映ったようです。
せっかくなので、モノレールで羽田空港へ。
羽田空港に足を運ぶのは何年ぶりだろうか。
おそらく、第1、第2ターミナルになってからは初めて。
で、モノレールは、第1と第2、どっちで降りたらいいんだろう?
持っていた地図を見る限り、東京湾に面しているのが第2なので、とりあえず終点の第2ビルへ。
しかし、地図を見てよ~く考えたら、西側にあるのは第1ビルなんだから、
夕日を見るなら第1の方でした^^; (つくづく理科に弱い)
第2ターミナルということで、ほとんど白にブルーのANAの機体ばかりの中で
ひときわ目を引いたのが黄色のポケモンボディ。
それなら、こいつが飛ぶところをカメラに収めるのを、メインイベントにしよう!!
他の飛行機が飛び立つのをカメラに収めつつ、待つことしばし。
ようやく、動き始めた頃には、辺りがだいぶ暗くなっていて、
比較的ブレずに写ったのは、この1枚でした。これが限界(>_<)
こんなふうに飛んでるところを撮ると、まるで模型飛行機みたいだけど、
この中に何百人の人間が乗ってると思うと、不思議。
道路か線路で繋がっている所しか行かない柴壱さん、
ここから搭乗することは、この先、たぶんない…でしょう。
小林多喜二は若くして亡くなったんですね。蟹工船というタイトルから勝手にそこそこの年齢だと思っていました
飛行機、好きです
空港も、好きです
天王洲アイル、行った事ないなぁ
by Cocona (2009-10-13 22:14)
29歳!?
来週、椎名が迎える年です…
そんなに若かったんですね。驚きました…
「蟹工船」一時ブームになってましたもんね
読んでみるべきかなぁ?
by yukky (2009-10-15 01:33)